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マリアアザミの種子に含まれる
有効成分「シリマリン」のスゴい実力
シリマリンはマリアアザミ(ミルクシスル)種子に多く含まれているフラボノイド混合物です。肝臓の働きを助ける成分として、ドイツを中心としたヨーロッパでは古くから研究・利用されており肝臓疾患の治療薬として使われています。



シリマリンを詳しくみると「シリビニン」「シリジアニン」「シリクリスチン」といった成分に分けられます。

特に主要成分「シリビニン」は近年の研究で、肝臓のサポートだけではなくコラーゲンの産生を助ける作用が強いことが確認できています。また成長ホルモンの分泌を促し、細胞の老化を防ぎます。



シリマリンは、傷ついた肝臓の細胞を修復すると同時に、肝臓の損傷を予防します。また、肝臓が栄養を吸収して毒素を排出する(解毒)作用を高めます。
体内の毒素とは、有害化学物質や有害ミネラルのことです。
最近では、黄砂やpm2.5に含まれる化学物質のリスクが有名ですよね。さらに、シリマリンには体内で合成される抗酸化物質グルタチオンの生成を促す働きもあります。


世界中で人気のシリマリン
シリマリンは、ドイツでは肝硬変や慢性肝炎に対する治療薬として認証されていますし、強い薬による副作用の緩和作用も認められています。また、アルコールを飲む機会の多いヨーロッパでは、シリマリン・サプリメントは大人気です。即効性を求めるのではなく、適量を長期的に摂るのがオススメです。