←コラム一覧へ戻る 印刷用PDFファイルのダウンロードはこちら 強力な抗酸化力を持つプロアントシアニジンには 自然発症白内障/糖尿病性白内障の予防効果あり！ 白内障が起こる原因は身体の酸化から 日本人に多い眼の病気、白内障。60歳以上の日本人の７割が、程度の差はあれ白内障になっていますし、若年者の発症も増加しています。手術による治療方法が進歩しましたが、手術しなくて済むのではあれば、それにこしたことはありません。また、高齢化したペットの白内障も珍しくなくなりました。 白内障の最大の原因は水晶体の濁りです。この濁りは、水晶体に含まれているタンパク質（クリスタン）が酸化し、性質が変化するために起こります。また私達は、網膜にあるロドプシンという色素に光があたって生じる信号を脳が認識することによって、「見える」と判断しています。しかし水晶体が濁ることでロドプシンに光が届きにくくなり、脳に信号が伝えられず、結果「見えにくい」状態になるのです。 ロドプシンの再合成を助け、水晶体の濁り（酸化）を防ぐ、プロアントシアニジンの働き 目に入ってきた光を受けて信号を生じさせるロドプシンも、眼を長時間使用したり酷使したりすると、どんどん減少してしまいます。パソコンやスマホなど、過剰な光刺激を受けることが多い人は特に注意が必要です。ブドウ種子などに含まれるプロアントシアニジンは、このロドプシンの再合成を助ける働きがあります。再合成のサイクルが遅れずスムースにいくことで、脳に十分な信号を送ることができ目のかすみや疲れも予防できます。また、強い抗酸化力で、水晶体内のタンパク質の酸化を抑え、網膜の毛細血管の保護・強化作用や角膜・水晶体のコラーゲン安定作用などもあります。 ポリフェノール・アントシアニン・プロアントシアニジンの違いって？ 「健康にはポリフェノール」とか、「眼にはアントシアニン」とか、聞くこと多いですよね？　ポリフェノールとアントシアニンはどう違うのでしょうか？食べ物にたとえると、ポリフェノールはあらゆる食品の中の一つの種類「スイーツ」、アントシアニンは色々あるスイーツの中の「ケーキ類」、そしてプロアントシアニジンは具体的に「モンブラン」です。皆さんがよく耳にしているポリフェノールには何千種類もありますが、抗酸化に最適なポリフェノールは「プロアントシアニジン」ですよ！