近年、体内での活性酸素の大量発生が問題になっています。もともと人間の身体は、酸化=老化するものであり、老化が進み身体を構成する60兆の細胞の酸化反応が完了したときが死期となるわけです。しかし、大量の活性酸素は、老化の進行を促進するだけではなく、病をも引き起こします。現代において、短期間の発症ですむ感染症よりも長期間にわたる慢性疾患が増加しているという、疾病構造の変化がその証拠と言えるでしょう。現代病の実に90%は、活性酸素の大量発生によって起こるという報告もあるというほどです。私達が健康を維持するためには活性酸素の発生を減らすことが、必須条件であるといって過言ではありません。 |